代表メッセージ

日本とドイツをつなぎ、臨床歯科の未来を拓く

日独臨床歯科研究会は、日本とドイツの臨床歯科の学術交流や情報交換を促進するために設立されました。
近年、IT の普及により歯科分野の最新情報の伝達や収集におけるグローバル化が進んでいますが、歯科先進国の日本とドイツの学術交流や情報交換が十分に行なわれていないと考えます。
私は、ドイツに臨床留学し、デュッセルドルフ大学矯正歯科で 2010 年から 3 年半の間に専門教育を受ける機会を得ました。言語の壁を越えた臨床留学を通して、ドイツの実際的な臨床歯科に深く踏み込んで接することができました。インターネット等の普及によるグローバル化が進んでも、リアルな知識・技術の修得や情報の収集に勝ることはありません。
また、帰国後にドイツで学んだ知識や技術を基に、日本で新しいアイデアとデジタル技術を融合し次世代型矯正装置を考案・開発する経験を得ました。この経験により、歯科先進国の日本とドイツの学術交流や情報交換により、次世代の臨床歯科を拓く可能性を実感することができました。
日本とドイツのリアルな学術交流や情報共有の機会をご提供するため、各種セミナーやイベントを企画・開催いたします。ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

日独臨床歯科研究会・代表 山口 修二
ドイツ歯学博士（Dr. med. dent.）
ドイツ公認矯正歯科専門医
日本・ドイツ歯科医師免許